マンガで民法判例がわかーる。

民法の重要判例をマンガで解説! 国家試験対策にチェックチェック♪

公務員試験・宅建士・行政書士試験に必須の民法判例をマンガで記憶しやすく、誰にでもわかりやすく判決内容を解説するブログですよ。
皆さまの試験対策にお役立てください(^O^)/

『遺言書の破棄・隠匿行為と相続欠格』をマンガで解説。 自分に有利な遺言書でもなくしたらダメ?

スポンサーリンク


『遺言書の破棄・隠匿行為と相続欠格』解説マンガ1ページ目

『遺言書の破棄・隠匿行為と相続欠格』解説マンガ2ページ目

『遺言書の破棄・隠匿行為と相続欠格』解説マンガ3ページ目

『遺言書の破棄・隠匿行為と相続欠格』解説マンガ4ページ目

『遺言書の破棄・隠匿行為と相続欠格』解説マンガ5ページ目

『遺言書の破棄・隠匿行為と相続欠格』解説マンガ6ページ目

『遺言書の破棄・隠匿行為と相続欠格』解説マンガ7ページ目

『遺言書の破棄・隠匿行為と相続欠格』解説マンガ8ページ目

『遺言書の破棄・隠匿行為と相続欠格』解説マンガ9ページ目

『遺言書の破棄・隠匿行為と相続欠格』解説マンガ10ページ目

平成9年1月28日 相続権不存在確認等、所有権移転登記抹消登記手続請求事件 最高裁 第三小法廷判決

*実際の事例では、相続人となる兄弟は6名いました。 

ポイントは? 

 遺言書がない場合の相続では、相続の分け方は基本的には法定相続分に従うことになります。しかし、遺言書がある場合は別です。

 

 マンガの事例は、遺産の大半をパン太さんに与えるという内容の遺言書をパン太さんが紛失してしまったというものになります。

 

 民法には、次のような規定があります。

「遺言書を偽造したり、捨てたり、隠したりした人は相続する権利がなくなるよ」

 

 遺言書を失くしたりしたら、相続をする権利を失うということですが、パン太さんには遺言書を失くすメリットというのはありません。むしろ、遺言書がないことで自分が大半の遺産をもらうことを疑われることになるので、デメリットしかないということになります。

 

 パン次さんは理由はともかくとして、遺言書を失くすような人は相続する権利を失うと主張しています。それに対して、パン太さんは不当な利益を得る目的はないから、相続をする権利を失うことはないと主張しているのです。

 

 判決では、遺言書を失くしたり、隠したりという行為があったとしても不当な利益を得る目的がない場合は相続をする権利を失わないと判断しました。つまり、相続をする権利を失う場合としては、故意に遺言書を失くすだけではなく、不当な利益を得る目的も必要だとしたのです。

 

関連条文は?

 

第891条
次に掲げる者は、相続人となることができない。
五 相続に関する被相続人の遺言書を偽造し、変造し、破棄し、又は隠匿した者

          f:id:sibakiyo:20160221180445j:plain
              
          f:id:sibakiyo:20160223081426j:plain f:id:sibakiyo:20160303220838j:plain f:id:sibakiyo:20180323164635j:plain


<本サイトについて>本サイトは宅建士、行政書士、公務員試験、司法書士などの国家試験対策、法学部学生の勉強に役立つ民法判例(主に民法判例百選で紹介されている判例を中心にピックアップ)をマンガでわかりやすく紹介しています。一般的には分かり辛い判決内容が誰でもわかるようになっています。皆さまの国家試験対策等にお役立て頂けましたら幸いです。なお、マンガ・文章を問わず無断転載・転用は禁止です。